トヨタ、営業益最高 北米好調、円安追い風 4~6月期

AI要約

トヨタ自動車が2024年4~6月期連結決算を発表し、営業利益が前年同期比16.7%増の1兆3084億円と2年連続で増加した。

北米事業や円安が好調で収益が伸びたが、子会社のダイハツ工業では生産停止が続き、トヨタ本体でも一部車種の生産が停止された。

1兆円の大台を2年連続で突破し、トヨタ自動車の業績は堅調な推移を見せている。

 トヨタ自動車が1日発表した2024年4~6月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比16.7%増の1兆3084億円と2年連続で増加し、4~6月期として過去最高を更新した。

 1兆円の大台を超えたのは2年連続となる。

 好調な北米事業や円安が追い風となり、収益を押し上げた。子会社のダイハツ工業では4月以降も認証不正に伴う生産停止が継続。トヨタ本体でも新たな不正が発覚し一部車種の生産を見合わせたが、全体では増益となった。