子どものボタン電池誤飲に注意 消化器官を溶かす危険性 海外では死亡例も

AI要約

子どもが誤ってボタン電池を飲み込むと命に関わる恐れがあると注意を呼びかけました。

生理食塩水に浸した鶏肉の上にボタン電池を10分ほど放置すると、鶏肉にくぼみができました

国民生活センターは実験映像を公開し、ボタン電池を飲み込んだ場合、電池の放電によって作られるアルカリによって、食道や胃などの消化器官を溶かす危険性があると注意を呼びかけました。

子どものボタン電池誤飲に注意 消化器官を溶かす危険性 海外では死亡例も

子どもが誤ってボタン電池を飲み込むと命に関わる恐れがあると注意を呼びかけました。

生理食塩水に浸した鶏肉の上にボタン電池を10分ほど放置すると、鶏肉にくぼみができました

国民生活センターは実験映像を公開し、ボタン電池を飲み込んだ場合、電池の放電によって作られるアルカリによって、食道や胃などの消化器官を溶かす危険性があると注意を呼びかけました。

子どもがボタン電池を誤って飲み込んだ事故は、2019年度以降で72件、飲み込んだ疑いのケースも含めると120件に上り、特に1歳児による事故が目立っています。

海外では死亡に至った事例も報告されていることから、国民生活センターは、飲み込んだと疑われる段階で直ちに医療機関を受診し、電池の情報などを医師に伝えることが重要だとしています。

画像提供:独立行政法人国民生活センター