ヤマハ「XSR900GP」発売から約1か月で販売店受注1000台突破! 若年層からは「かわいい」との声も

AI要約

2024年5月20日に発売されたヤマハ「XSR900GP」が、約一ヶ月で販売店受注1000台以上を記録する好調な滑り出しをみせています。

2023年7月13日から16日にかけて英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでプロトタイプが公開され、同年10月26日より東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」で日本初公開された「XSR900GP」は、排気量888ccの3気筒エンジン搭載車「XSR900」をベースに、80年代のグランプリマシン「YZR500」をオマージュした外装を備えたスポーツヘリテイジモデルです。

ヤマハによると、XSR900GPは「ノスタルジーを超越した新たな魅力の創造」を目指して開発されており、お披露目となったジャパンモビリティショー2023では、肉抜き加工が施されたステーなどを見つけては懐かしそうに顔をほころばせるベテランライダーに加え、想定していなかった意外な反応もあったといいます。

ヤマハ「XSR900GP」発売から約1か月で販売店受注1000台突破! 若年層からは「かわいい」との声も

2024年5月20日に発売されたヤマハ「XSR900GP」が、約一ヶ月で販売店受注1000台以上を記録する好調な滑り出しをみせています。

 2023年7月13日から16日にかけて英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード でプロトタイプが公開され、同年10月26日より東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」で日本初公開された「XSR900GP」は、排気量888ccの3気筒エンジン搭載車「XSR900」をベースに、80年代のグランプリマシン「YZR500」をオマージュした外装を備えたスポーツヘリテイジモデルです。

 XSR900と同様のプラットフォームを使用しながらも、80年代のGPファクトリーマシン「YZR500」をオマージュした新外装の採用やセパレートハンドル採用とライディングポジションの見直し、車体剛性チューニング、専用開発の前後サスペンション、コントロール性を高めたブレーキホースなどを備えることでスポーティなハンドリングが実現されています。

 今回の動向について、ヤマハのPF車両開発統括部 橋本直親さんは次のように話します。

 「やりきれば伝わるし、思いを込めれば刺さるということを実感させてもらっています。(開発プロジェクトの)みんなの思いが、お客さまに届いたことが何より嬉しく、ありがたいですね。

 企画や開発の段階から、一定層にはご支持いただけるだろうという期待や想定はありましたが、正直、これほどの反響をいただけるとは思い描いていませんでした。

 私たちが狙ったのはレーサーレプリカや時代の再現ではありません。モチーフとなったYZR500にヤマハのヘリテージを感じたり、純粋にカッコ良さを感じた若い世代のエンジニアたちが、放課後活動のような取り組みをスタートさせたことがきっかけです」。

※ ※ ※

 ヤマハによると、XSR900GPは「ノスタルジーを超越した新たな魅力の創造」を目指して開発されており、お披露目となったジャパンモビリティショー2023では、肉抜き加工が施されたステーなどを見つけては懐かしそうに顔をほころばせるベテランライダーに加え、想定していなかった意外な反応もあったといいます。

 その際の反応について、自らも会場で説明員を務めた橋本さんは次のように話します。