清水建設、初の営業赤字 資材価格高騰で 24年3月期

AI要約

清水建設は2024年3月期連結決算で営業損益246億円の赤字を記録し、赤字転落が初めての出来事となった。複数の大型工事で資材価格の上昇や工期遅延による追加コストが影響し、純利益は大幅に減少したものの、依然として黒字を維持した。

国内の複数の大型工事での問題が主な赤字要因であり、政策保有株の売却により一部の利益を確保している。売上高は増加傾向にあるが、利益面での課題が明確になった年度であった。

清水建設は上場以来の赤字転落に直面し、今後の業績改善策が注目される状況となっている。