【30組60名様ご招待】“鬼才デザイナー”ガリアーノの栄光と転落に迫るドキュメンタリー映画

AI要約

ジョン・ガリアーノの栄光と転落、そして贖罪と復帰を描いたドキュメンタリー映画が公開される。

ガリアーノが反ユダヤ主義的暴言をしたことで失墜し、13年後にカメラの前で告白する様子が映し出される。

著名なファッション評論家のインタビューや貴重な映像を通じて、ガリアーノのキャリアや人間性に迫る。

【30組60名様ご招待】“鬼才デザイナー”ガリアーノの栄光と転落に迫るドキュメンタリー映画

世界的ファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)のドキュメンタリー映画「ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー」が9月20日、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開する。

“鬼才デザイナー”の美しくもスキャンダラスなドキュメンタリー

本作は、“ファッション界の革命児”とされるガリアーノの栄光と転落、そして贖罪と復帰に迫る、美しくもスキャンダラスなドキュメンタリー映画だ。キャリアの絶頂期にあった2011年、反ユダヤ主義的暴言を吐く動画が拡散され逮捕されたガリアーノ。その後有罪となり、クリスチャン・ディオール(CHRISTIAN DIOR)と自身の名を冠したブランドから解雇され、レジオン・ドヌール勲章を剥奪され、文字通り“すべて”を失くした。事件から13年たった今、ガリアーノが自らカメラの前に座り「洗いざらい話す」と語る。

映画では、トップモデルであるケイト・モス(Kate Moss)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、「ヴォーグ」誌の編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)やエディターのアンドレ・レオン・タリー(Andre Leon Talley)といった著名なファッション評論家のインタビューやショーの貴重なアーカイブ映像を通じて、天才デザイナーの栄光への階段を追う。

監督を務めたのは、ドキュメンタリー映画「ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケヴィン・マクドナルド(Kevin Macdonald)。これまでもアイルトン・セナ(Ayrton Senna)、ボブ・マーリー(Bob Marley)、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)らの知られざる素顔を掘り起こしてきた同監督が、ガリアーノの人間性に鋭く踏み込み、本作最大のミステリー「彼の暴言の背景には何があったのか?」に斬りこんでいく。ドキュメンタリーでは、ガリアーノを診断した精神科医、反ユダヤ主義を批判する団体、ガリアーノと面会したラビ(ユダヤ教における宗教的指導者)らさまざまな分野の人々の話を集め、今も心の傷が癒えないという事件の被害者にもカメラを向ける。