塩月桃甫、中村地平のドキュメンタリー映画 縁ある台湾で上映へ

AI要約

西都市出身の画家・塩月桃甫と、宮崎市出身の作家・中村地平の足跡を追ったドキュメンタリー映画2作品が、台湾で開催される映画祭で上映される。

2人の功績を広く知らせるため、監督を務めた美術家が積極的に活動している。

両作品は、台湾との関わりの深さを反映しており、地域の文化交流に貢献することが期待される。

塩月桃甫、中村地平のドキュメンタリー映画 縁ある台湾で上映へ

 西都市出身で、台湾や本県の近代美術の礎を築いた画家・塩月桃甫(とうほ)(1886~1954年)と、中央文壇や戦後の本県で活躍した宮崎市出身の作家・中村地平(08~63年)の足跡をそれぞれ追ったドキュメンタリー映画2作品が、8月に台湾で行われる「桃園映画祭2024(桃園電影節)」で上映される。同映画祭の主催者が25日までに明らかにした。2作品の監督を務めた宮崎市の美術家、小松孝英さん(44)は「2人は台湾と縁が深く、現地の人々にも2人の功績を知ってほしい」と話している。