週2回の銭湯を楽しみにしている妻。「銭湯代」が毎月6000円を超えるのですが、安く抑える方法はありますか?

AI要約

銭湯代を自宅で入浴した場合と比較して計算し、入浴費用がどれだけかかるか検証。

銭湯代を安くする方法として、回数券や入浴し放題チケットの活用がおすすめ。

銭湯代を削減するためには、割引券の利用や料金が安い施設の利用を検討すると良い。

週2回の銭湯を楽しみにしている妻。「銭湯代」が毎月6000円を超えるのですが、安く抑える方法はありますか?

大きな浴槽で思いきり足を伸ばして入浴できる銭湯は、お風呂好きな人にとって魅力的な場所である可能性が高いでしょう。「できれば毎日銭湯に行きたい」という人もいるかもしれません。

しかし、銭湯はお金を払って利用するものなので、金銭的な負担についても考えなければなりません。実際に、家でお風呂に入る場合と比べてどのくらい費用がかかるのか計算してみましょう。

本記事では、銭湯代をできるだけ安く抑える方法についてもご紹介します。

銭湯に行かず自宅で入浴した場合、水道光熱費がかかります。今回は都市ガスで給湯した場合にかかる水道代とガス代を計算します。

まず、浴槽にお湯をためるのにかかる水道代を計算してみましょう。東京都水道局のホームページを参考に、1リットルあたりの水道料金単価を0.24円とし、浴槽に200リットルのお湯をためると仮定した場合、水道代は約48円です。

次に、ガス代は「上昇させる温度×水量÷(熱効率×発熱量)×ガス代単価」で計算します。東京ガス株式会社「ガス料金表」の一般契約料金B表「24年7月検針分」よりガス代単価を164.05円/立方メートル、水量200リットル、熱効率80%、発熱量1万750キロカロリーとすると、水の温度を20度から40度に上昇させる場合のガス代は約76.3円です。

水道代とガス代を合計すると、約124円になります。これに、髪の毛や体を洗う際のシャワー代が加算されるため、もう少しかかることになるでしょう。

銭湯代については、今回の事例では「毎月6000円を超える」ということなので、月8回銭湯に行くとすると1回につき750円以上の費用がかかっていると考えられます。自宅で入浴する場合と比べておよそ600円も高くつく可能性があります。

銭湯代をなるべく安くするために「回数券」や「入浴し放題チケット」を活用することをおすすめします。

例えば、ある自治体では、組合に加盟している銭湯で使用できる共通入浴券の販売を行っているところがあります。1枚につき1回使用できる入浴券が10枚5000円(税込み)で購入できるため、通常は1回につき520円のところ、この券を使えば500円で銭湯を利用可能です。

また、銭湯によっては「入浴し放題チケット」を販売しているところもあります。例えば、日帰り入浴が通常1500円のところ、1800円(税込み)で1ヶ月間入浴し放題になるなど、お得な内容になっている場合が多いでしょう。このチケットを活用すれば、月8回銭湯に行く人であれば1回につき200円台で銭湯を利用することが可能です。

回数券や入浴し放題チケットがなくても、もともと500円以下の入浴料金で利用できる銭湯もあります。中にはタオルやせっけん、シャンプーなどの持参が必要な施設もあるため、その点も含めてチェックしてみることをおすすめします。