CO2活用ミカン、蒲郡で販売 来月1日から 日本特殊陶業

AI要約

日本特殊陶業が蒲郡市で活用した二酸化炭素(CO2)を利用して栽培したミカンの販売イベントを発表

地域CCUプロジェクトに参画し、竹本油脂のCO2を回収して愛知県農業総合試験場でミカン栽培に活用

 日本特殊陶業(本社名古屋市)は26日、蒲郡市内で回収した二酸化炭素(CO2)を活用して栽培したミカンの販売イベントを実施すると発表した。期間は8月1~5日までで、蒲郡市内のショッピングセンターや、ラグーナテンボスなどで販売する。

 日本特殊陶業は、蒲郡市内で排出されたCO2を地産地消で活用し、炭素循環を目指す「地域CCUプロジェクト」に参画している。竹本油脂(本社蒲郡市)のごま油製造工程で排出されたCO2を回収、運搬し、愛知県農業総合試験場のハウスみかん栽培に活用している。