ホンダ、中国生産能力削減 販売苦戦で初、5万台

AI要約

ホンダは中国で四輪車生産能力を5万台減らす方針を明らかにした。

現地メーカーとの競争激化により販売低迷のため、年間149万台の生産能力のうち29万台分を削減。

10、11月に2工場で生産停止し、ガソリン車生産を減らし、逆にEVの生産を増やす方針。

 ホンダは25日、中国での四輪車の年間生産能力を5万台減らす方針を明らかにした。中国での生産能力削減は初めて。現地メーカーとの競争が激化して、販売が低迷しているためだ。

 中国では現在、年間149万台の生産能力を持っているが、そのうちガソリン車を中心に29万台分を減らす。10、11月にかけて2工場で生産を停止する方針だ。電気自動車(EV)の生産は今後24万台増やす計画だが、全体としては減少する。