中部鋼鈑、「グリーン鋼材」を商品化 省エネ新電炉や太陽光を活用 脱炭素化の潜在需要深耕

AI要約

中部鋼鈑が二酸化炭素排出量を減らした独自の「グリーン鋼材」を商品化し、2025年10月から受注を開始する。

省エネ型の新電炉や太陽光発電によるCO2削減効果を活用し、脱炭素化への先行する動きとなる。

国内の電炉メーカーとして、潜在的な需要を喚起する動きとして注目されている。

中部鋼鈑、「グリーン鋼材」を商品化 省エネ新電炉や太陽光を活用 脱炭素化の潜在需要深耕

 電炉で厚鋼板を製造する中部鋼鈑(本社名古屋市)は、生産時の二酸化炭素(CO2)排出量を減らした独自の「グリーン鋼材」を商品化した。2025年10月をめどに受注を始める。今秋に稼働する省エネ型の新電炉や、太陽光発電によるCO2削減効果を織り込む。国内の電炉メーカーとしては比較的先行した動きとなり、脱炭素化への潜在的な需要を掘り起こす。