キノコ再生素材も使ったキャデラックの新オープンカー『ソレイ』、まぶしすぎる内外装

AI要約

キャデラックが大型2ドアオープンカーのコンセプトEV「SOLLEI」を発表。

SOLLEIは、55インチのピラートゥピラースクリーンやキノコ由来の素材を特徴とする。

内装はアート・オブ・トラベルの哲学を反映し、細部にわたる職人技が光る。

キノコ再生素材も使ったキャデラックの新オープンカー『ソレイ』、まぶしすぎる内外装

キャデラックは7月22日、大型2ドアオープンカーを提案するコンセプトEV「SOLLEI(ソレイ)」を米国で発表した。

この車両は、コーチビルドのラグジュアリー電動コンバーチブルの究極のデザイン表現であり、未来のカスタムオーダーの可能性を広げることを目指している。

SOLLEIは、全電動の2+2コンバーチブルで、ブランドの象徴である55インチのピラートゥピラースクリーンを搭載している。内装と外装の照明演出、直感的な前後のコマンドコンソールも特徴だ。車名は「太陽(SOL)」と「余暇(LEI)」に由来し、オープンエアでのゆったりとしたライフスタイルを象徴している。

また、SOLLEIはキャデラック初のバイオベース素材を採用したコンセプトカーでもある。MycoWorksと共同開発したFine Myceliumを充電マットやドアの地図ポケットに使用しており、キノコの根構造から成る再生可能な素材である。この素材はキャデラックの再生可能な自動車資源の先駆者としての使命を反映している。

SOLLEIの外装は、感情を引き出し、キャデラックの大胆なプロポーションを体現している。低く伸びたボディは広いスタンスと長いクーペドアで強調され、後部座席へのアクセスも容易だ。中断のない表面と伸びたAラインが車の長さを強調し、低いテールデザインがダイナミックでエレガントなプロポーションを作り出している。

内装は「アート・オブ・トラベル」のデザイン哲学を反映し、ドライバーと乗員の移動体験を向上させる。内装に組み込まれたクリスタルグラスなど、細部にわたる職人技が光る。自然素材を多用し、手作業でカットされた木材やブラッシュドアルミニウムが使用されている。

SOLLEIはまた、バードウォッチング愛好家向けのユニークなアクセサリーも提供している。カスタムメタルとレザーで包まれたケースには、3Dプリントされたアクリル製の鳥の鳴き声、手描きの鳥のイラストが入ったレザージャーナル、ペンと鉛筆用のツールロールが含まれている。

SOLLEIは、太陽をテーマにしたデザインと素材を特徴としており、移動の楽しさと自然とのつながりを祝う。キャデラックの伝統を受け継ぎつつ、現代的なデザインを提供するこの車両は、未来のラグジュアリーカーの新たな基準を示している。