GM、電動ピックアップトラック工場の開設を再び延期-26年半ばに

AI要約

GMはピックアップトラック工場の開設を再び延期し、EVの販売の不透明な状況が続いている。

バーラCEOはオリオン組み立て工場の開設を2026年半ばまで延期すると発表、これで2回目の延期となる。

GMは25年末までに目標の100万台のEV生産は達成できない見通しであり、消費者の関心が高まる中、生産を増やす方針を示す。

GM、電動ピックアップトラック工場の開設を再び延期-26年半ばに

(ブルームバーグ): 米ゼネラル・モーターズ(GM)は、デトロイト郊外のピックアップトラック工場について、予定する開設時期を再び延期した。電気自動車(EV)の販売の伸びを巡っては、不透明な状況が続いている。

メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は23日、決算発表の電話会見で、オリオン組み立て工場の開設を2026年半ばまで延期すると明らかにした。同工場ではEVの「シボレー・シルベラード」を生産する。同工場の開設延期はこれで2回目。当初は2024年遅くに生産を開始する予定だった。

GMは既に、25年末までにEVを100万台生産するとの当初目標は達成できないとの見通しを示しているが、主な理由の一つがオリオン組み立て工場の開設の遅れだ。同社は、消費者のEVへの関心が高まるにつれ、生産を増やしていく方針を示した。

原題:GM Delays Electric Pickup Plant Second Time, Postpones Buick EV(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.