年間6万km走行のドライブライターが熱弁! 「ハイウェイオアシス」の魅力とは何か? SA・PAとはどう違うの?

AI要約

高速道路を利用する際の便利さや最近の新しい施設の魅力について語られている。

ハイウェイオアシス(HWO)の特徴や利点について詳しく紹介されている。

全国に設置されているHWOの現状と今後の展望について述べられている。

年間6万km走行のドライブライターが熱弁! 「ハイウェイオアシス」の魅力とは何か? SA・PAとはどう違うの?

 車を運転する人なら、高速道路を利用する機会が多いだろう。高速道路は一般道と違って自動車専用道路であり、信号もなく、基本的にノンストップで快適に走れる。

 仕事とプライベートで年間約6万kmを走る私(都野塚也、ドライブライター)も子どもの頃から両親の運転で高速道路を利用し、その快適さと景色の変化に魅了されてきた。

 最近の高速道路は、私が小さかった頃よりも便利になり、さまざまなサービスが提供されている。道路は走りやすく設計され、親切丁寧な案内標識があり、なによりサービスエリア(SA)の設備が充実している。2005(平成17)年の高速道路事業の民営化以降、その充実ぶりは目覚ましいものがある。

 そして近年、SAよりもさらに充実した

「ハイウェイオアシス(HWO)」

と呼ばれる施設が全国各地に整備されている。私はこのHWOが大好きで、よく使っている。そこで、今回はその魅力をお伝えしたい。

 HWOとは、高速道路のSAと地域のコミュニティー施設が一体となった複合施設である。そのため、基本的にはかなり大規模なものが多い。

 HWOの最大のメリットは、高速道路利用者と地域住民が両方の施設を利用できることだ。つまり、高速道路利用者はSAを利用しながら、地域のコミュニティー施設も利用できるのである。

 ほとんどの場合、駐車場は高速道路利用者側と一般道側にわかれているため、高速道路利用者は高速道路を降りたり乗ったりすることなくHWOを利用できる。

 ニーズの広さと利便性から、国土交通省のデータによると、2023年6月末時点で全国に24か所のHWOが設置されている(上下線別にカウント。集約型は1とカウント)。内訳は次のとおりだ

・NEXCO東日本:11か所

・NEXCO中日本:7か所

・NEXCO西日本:4か所

・首都高速:1か所

・本四高速:1か所

また、今後も各地に新たなHWOが設置される予定である。