JR東、53区間が千人未満 輸送密度、全体の26%

AI要約

JR東日本は、2023年度の新幹線と在来線の輸送密度を公表しました。30路線53区間が1日平均乗客数で千人未満となり、国から存廃協議を促されています。

輸送密度100人未満の区間は7路線7区間あり、最も低いのは陸羽東線の鳴子温泉―最上で51人でした。

他にも津軽線や花輪線などでも輸送密度が低い区間が確認されています。

 JR東日本は19日、2023年度の新幹線と在来線の1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)を公表した。69路線203区間のうち、30路線53区間で千人未満だった。全区間数の26%を占めた。22年度は27%に当たる30路線55区間が千人未満だった。国は輸送密度千人未満の区間に関し、事業者らの要請に応じて優先して存廃の協議入りするよう促している。

 輸送密度が100人未満となったのは7路線7区間あった。最も低かったのは陸羽東線の鳴子温泉―最上の51人、次いで津軽線中小国―三厩が61人、花輪線荒屋新町―鹿角花輪が62人だった。