モンゴル代表選手団が着用するパリ五輪ユニホームが話題に

AI要約

2024年パリオリンピック・パラリンピックを前に、モンゴル代表選手団のユニホームが話題になっている。

ユニホームはモンゴルの伝統衣装を基にしたデザインで、国の象徴やオリンピックの聖火を刺しゅうしたもので、20時間以上かけて制作された。

デザインが評判を呼び、後日少量が販売される予定だという。

モンゴル代表選手団が着用するパリ五輪ユニホームが話題に

7月26日に開催を迎える2024年パリオリンピック・パラリンピックを前に、モンゴル代表選手団のユニホームがSNSで話題を集めている。

モンゴル代表が開会式と閉会式で着用する同ユニホームは、首都ウランバートルを拠点とするブランド「ミシェル&アマゾンカ(MICHEL&AMAZONKA)」が制作を担当した。モンゴルの伝統衣装に着想したカフタンと、国の象徴であるソヨンボ文字やオリンピックの聖火などを刺しゅうしたベストを中心に、女性用のイヤリングとバッグ、男性用の帽子とブーツなどもそろえ、男女2ルックずつの計4ルックを用意。モンゴルオリンピック委員会によると、各ユニホームの完成には20時間以上を要したそうだ。

発表後、国内外のSNSを中心に「金メダル級」という賛辞の声が続出。「ミシェル&アマゾンカ」によると、これを受け当初は約30人の選手団が着用する分のみが制作されていたが、後日、少量を公式オンラインストアで販売予定だという。

「ミシェル&アマゾンカ」は、ミシェルとアマゾンカ姉妹が2015年に設立。“現代的なデザインを通したモンゴルの伝統と文化の本質を表現”を目指し、インスタグラムでは13万以上のフォロワーを抱える。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックと2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックでも、モンゴル代表選手団のユニホームを手掛けていた。