〔ロンドン外為〕円、156円台前半(18日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場では、円相場がもみ合いとなりつつも、円高・ドル安の動きが見られた。

海外市場では、米長期金利の上昇や9月利下げへの期待が円を強める流れとなった。

主要通貨に対する円の動きや、各通貨間の相場も円高・ユーロ安の傾向が続いている。

 【ロンドン時事】18日午前のロンドン外国為替市場で、日本政府・日銀による円買い・ドル売り介入への警戒感がくすぶる中、円相場はもみ合いとなり、1ドル=156円台前半で推移した。正午現在は156円35~45銭と、前日午後4時(156円46~56銭)比11銭の円高・ドル安。

 前日のトランプ米前大統領の円安けん制発言や、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けた9月利下げへの期待の高まりを背景に、円が強含んだ海外市場の流れを引き継いだ。ロンドン市場では、米長期金利の上昇につれて円売り・ドル買いが先行したが、日本の為替介入に対する警戒も出て、下値は底堅かった。

 対ユーロは1ユーロ=170円93銭~171円03銭(前日午後4時は171円06~16銭)と、13銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0928~0938ドル(同1.0927~0937ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2987~2997ドル(同1.3008~3018ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8832~8842フラン(同0.8858~8868フラン)。