大手自動車会社のエンジニア「結果を評価しない会社」に幻滅…プーケットでYoutuberに転職して掴んだ「年収10倍」「ストレスフリー」の極上生活【弁護士が解説】
レバナス1本リーマン氏は、東京の自動車会社でエンジニアとして活躍し、チーム編成の改革により年間5億円のコスト削減を実現。しかし昇進や昇給がなく、YouTubeで月2万~3万円の収入がある別の世界に魅力を感じ始める。
この状況に疑問を持ったレバナス氏は、会社での仕事を最低限におさえ、YouTubeに力を注ぐ決断をする。このようにして、自らのキャリアや収入源に変化をもたらす選択を行った。
レバナス氏のキャリア転機や移住の背景に関して、タイの国際的リゾート地プーケットでの新たな生活に対する展望や意気込みも語られている。
タイ移住者の多くは首都バンコクに暮らしていますが、なかにはリゾート地を選択する人もいます。今回はタイの国際的リゾート地のプーケットに移住した、投資家・Youtuberの「レバナス1本リーマン」氏に移住に至った経緯から、現在の生活について話を聞きました。※本記事は、OWL Investmentsのマネージング・ディレクターの小峰孝史弁護士が監修、OWL Investmentsが執筆・編集したものです。
小峰:早速ですが、ご経歴を教えてください。
レバナス1本リーマン(以下「レバナス」):私は東京近郊で生まれ育ち、東京都内の私立大学の理工学部を卒業しました。1年間、英国の大学院で学んだあと、2007年に大手自動車会社にエンジニアとして入社しました。
小峰:自動車会社では何をされていましたか?
レバナス:エンジンの設計です。1つのエンジンのハード面の設計を約50人で行っていましたが、その50人のうちの1人ですね。年次が上がるにつれてチーム全体の統率をする立場になりました。チーム編成の改革も行い、チームを従来の半分以下の人数で回すことができるようにしました。
小峰:レバナスさんは、エンジニアとしてはもちろん、チームリーダーとしても優秀なのだと思います。このチーム改革でどれくらいコスト削減をできたのでしょうか?
レバナス:年間5億円くらいのコスト削減になっているはずです。
小峰:それだけ結果を出したら、昇進・昇給を期待できますね。
レバナス:ところが「上が詰まっているから、少し待ってくれ」と言われて昇進がなく、昇給もなく、ボーナスで増えたのもわずか200万円程度でした。本当に力が抜けました。
小峰:「日本企業あるある」ですね…。上司は「すぐは報われなくても、いずれ報われる」「悪いようにはしない」なんていいそうですね。
レバナス:確かにそんな言葉をいわれました。一方、プライベートを撮影したYouTubeを始めていて、収入目的ではなかったのですが、月2万~3万円の収入が入っていました。これは、結果を出せば出しただけ報われる別世界でした。
小峰:別世界を知って、会社での仕事のスタイルは変わりましたか?
レバナス:結果を出してもリターンが返ってこない会社で仕事をがんばることがバカバカしくなり、会社での仕事は最低限だけやって、あとはYouTubeに力を入れることにしました。