浦安浦安景況調査 6月収益「横ばい」最多39%

AI要約

6月の景況感調査によると、収益状況が厳しい状況が続いていることが明らかになった。

収益が横ばいや悪化する企業が多く、価格下げても売れない状況にあるという意見もある。

流通業界が契約を減らして我慢する状況が続いている。

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた6月の景況実感調査(対象=142社、回答率95・1%)によると、前年同月比での収益状況(粗利)は横ばいだった企業が前月比4・4ポイント低下の39・3%で最多となった。改善した企業は3・8ポイント上昇の25・9%だったが、悪化は3・3ポイント低下の34・9%となり収益状況は厳しい状態が続いている。「価格を下げても量が売れる訳ではないので、契約を減らしてじっと我慢する」(薄板・表面処理鋼板を扱う組合員)と流通の置かれている状況を示した。