バイク用もあるって知ってた? コインパーキングなどで見られるフラップ式駐車場

AI要約

バイクの有料駐車場には前払い式と後払い式があり、それぞれの仕組みや使い方が異なる。

チェーンロック式やゲート式など様々なタイプの有料駐車場が存在し、利用方法を把握することが重要。

フラップ式駐車場はクルマ用の方式をバイクでも利用できるもので、スペース効率が良く不正利用が難しい。

バイク用もあるって知ってた? コインパーキングなどで見られるフラップ式駐車場

 都心部や観光地の道路は、ほとんどが駐車禁止とされています。そのためバイクで出かける際は、有料駐車場を使う機会も度々あるでしょう。

 そんなバイクの有料駐車場は、前払い式と後払い式のふたつに分けられます。

 前払い式の駐車場は、一度駐車料金を払うことで丸一日止めることのできる駐車場。入り口で係の人に直接料金を手渡すことで、支払う方法が主流です。

 一方、商業施設や路上にあるのは、基本的に後払い式の有料駐車場。後払い式の駐車場では、基本的にお金を払わずに出て行くことはできません。

 そんなバイク用の有料駐車場と聞いて思い浮ぶのは、チェーンロック式やゲート式でしょう。

 チェーンロック式の駐車場では、入庫時にバイクの前輪等にチェーンを通すことで駐車時間のカウントが開始されます。そして出庫する際には、精算機で駐車した枠の番号を選択し、時間に応じた料金を支払うことでチェーンのロックが解除され、バイクからチェーンを外す事ができるようになします。

 ゲート式の駐車場では、入庫の際に入庫時間を記録した駐車券が発券され、出庫時には出口ゲートで駐車料金を払うことでゲートが開き、出る事ができる仕組みです。

 これら2種類の駐車場の使い方さえ覚えておけば、どこへいってもほとんど困ることはないでしょう。ただし、しばしばこれらの駐車場とは異なる種類の有料駐車場に遭遇することもあります。

 それがフラップ式駐車場。フラップ式駐車場は、フラップ(ロック板)を利用してロックする方式の駐車場で、クルマ用のコインパーキングで主流となる方式ですが、バイク用のフラップ式駐車場も一定数存在します。構造はクルマ用のものとほぼ変わらず、所定の位置に入庫することでフラップが上がり、駐車時間のカウントが開始されます。

 出庫する際にはチェーンロック式の駐車場と同じように、精算機で時間に応じた料金を支払うことでフラップが下がり、バイクを出庫できる仕組み。フラップ式駐車場のメリットは、限られたスペースでも設置できることと、不正利用がされにくいことです。