車のCMで目にする「マイナーチェンジ」「フルモデルチェンジ」は何が違う?購入するならモデルチェンジ前と後どちらがお得?

AI要約

車のマイナーチェンジとフルモデルチェンジの違いについて解説。

マイナーチェンジはデザインの小さな変更などを指し、定期的に行われる。

一方、フルモデルチェンジは大幅な変更や新エンジンの搭載などが行われ、数年から10年程度の周期で行われる。

車のCMで目にする「マイナーチェンジ」「フルモデルチェンジ」は何が違う?購入するならモデルチェンジ前と後どちらがお得?

車のCMを見ていると、「マイナーチェンジ」や「フルモデルチェンジ」などのワードを目にすることがあります。どちらにも「チェンジ」という言葉がつくため、何かが変わったことは分かりますが、具体的にどのような違いがあるか知っている人は少ないかもしれません。

本記事では、マイナーチェンジとフルモデルチェンジの具体的な違いについて、またモデルチェンジが車の価格にもたらす影響や、車を買うタイミングについて解説します。

マイナーチェンジのマイナーとは「小さいこと」を意味する言葉で、フルは「すべて、十分」などを意味する言葉です。この点をふまえたうえで、車に関して使われる場合のニュアンスをみてみましょう。

■マイナーチェンジとは

一般的に、車のマイナーチェンジとは「現行モデルのデザインにちょっとした変更を加えること」といわれています。具体的には、以下のような箇所に変更を加える場合があるようです。

・エクステリア(例:フロントグリルやフロントバンパーのデザイン変更)

・インテリア(例:センターコンソールの変更)

・装備(例:パノラマルーフのオプション追加)

・新パッケージの追加(例:アウトドアテイストのパッケージ追加)

・パワートレイン(例:エネルギー制御の調整)

メーカーやモデルにもよりますが、おおむね3、4年前後でマイナーチェンジが行われるケースが少なくないようです。

■フルモデルチェンジとは

一方「フルモデルチェンジ」は、「マイナーチェンジよりも大幅な変更を現行モデルに加えること」と考えられています。エクステリアやインテリアだけでなく、以下のような変更が加えられる場合があります。

・エンジン変更(例:ディーゼルエンジン搭載モデルの追加)

・プラットフォーム変更(例:室内空間を広げる構造にする)

フルモデルチェンジが行われると、「2代目」「3代目」など大幅な変更があったことが分かる呼び方になったり、型式が変わったりすることもあります。

周期については一概にいえませんが、5~10年前後に行われるイメージです。ただ必ずしも行われるとは限らず、数十年間フルモデルチェンジなしのモデルもあります。