最大30万も安くなったってマジか!! [ラングラー]が売れ続けるのも納得だぜ
2024年5月、改良を受けてお披露目されたジープ ラングラー。デザインのリフレッシュや価格の引き下げが行なわれ、新グレードの追加もある。
エントリーグレードの「スポーツ」は800万円を切り、既存の「サハラ」や「ルビコン」も値下げ。外見の変化や装備の充実、安全面の進化も特徴。
試乗したルビコンは赤のアクセントが配され、悪路走破性能に優れる。オフロード走行を想定した装備が充実している。
![最大30万も安くなったってマジか!! [ラングラー]が売れ続けるのも納得だぜ](/img/article/20240714/6693da9a725a7.jpg)
2018年10月に日本に登場した現行型ジープ ラングラー。登場から5年半が経過した2024年5月、改良を受けてお披露目された。ブラック基調で引き締まった顔付きに、このご時世に嬉しい値下げまで見せてくれたラングラーにさっそく試乗!!
※本稿は2024年6月のものです
文:岡本幸一郎/写真:平野 学、ステランティス
初出:『ベストカー』2024年7月10日号
人気のヒケツはとにかくデザインにつきる。この"本物感"に魅せられたファンは少なくなく、昨年も日本ではアメリカ、カナダ、中国に次いで世界で4番目に売れたそうだ。
そんな現行JL型の日本上陸から5年半。このほどデザインをリフレッシュして装備を充実させるとともに、新グレードの追加や価格の引き下げが行なわれた。
これまでラングラーのことを「内容のわりに価格が安い」とさんざん書いてきたのに、最近はそうでもなくなってきていたわけだが、今回復活したエントリーグレードの「スポーツ」はかろうじて800万円を切った。
さらに、既存の「サハラ」が従来比で約31万円、「ルビコン」が同約16万円も値下げされたのには驚いた。
外見は7スロットグリルが変わりイマドキっぽい黒い顔になったほか、マストアンテナがなくなった。薄くて強度の高いコーニングゴリラガラスが全車に標準装備されたのも特徴だ。
車内ではインフォテイメント系の世代が進化して画面も大きくなり、一部機能がボイスコントロールにも対応するなどして、圧倒的に使いやすくなった。
サイドカーテンエアバッグを全車標準装備とするなど安全面も進化している。
試乗したルビコンは車内の随所に赤のアクセントが配されているほか、電動レザーシートやステアリングヒーターなどの上級装備が与えられている。
ルビコンの本質は悪路走破性能にあるとおり、専用17インチホイールには本格的なオフロード走行を想定した銘柄のマッドテレーンタイヤが組み合わされる。
![コスパ最強SUVの[WR-V]は4倍の注文!! 爆売れのワケは前代未聞の割り切りにあった!?](/img/article/20240714/6693a26ab3353.jpg)
![得点率は驚異の98％[クロストレック]! スバルが目指した](/img/article/20240713/669242ca93904.jpg)
