〔東京株式〕しっかり=東京でもトランプトレード(16日前場中盤)

AI要約

日経平均株価は朝方から上昇し、連休前の大幅下落から回復している。半導体や電子部品関連銘柄の買いが支えとなっている。

防衛関連銘柄や証券、保険、鉱業などの業種が上昇しており、トランプトレードの影響も指摘されている。

しかし、半導体株の値動きが不透明であり、日経平均がマイナスに転じる可能性もあるとの見方もある。

 (10時01分)日経平均株価は朝方に比べて少し上げ幅を広げるなど、しっかり。連休前に大きく値下がりした半導体や電子部品の関連銘柄が買われ、指数を支えている。個別では三菱重 <7011> など防衛関連銘柄の強さが目立ち、業種では証券や保険、鉱業の上昇率が相対的に大きく、「東京市場でもトランプトレードが見られる」(大手証券)という。ただ、「目先は調整しやすい状況になっており、半導体株が値を保てないと日経平均もマイナスに転じるかもしれない」(同)としている。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比176円11銭高の4万1366円79銭と、上昇して始まった。前週末の大幅下落の反動で買いが入っている。