三井住友カード、旅行事業に参入 25年に予約サイト立ち上げ

AI要約

三井住友カードが旅行事業に参入を発表し、カナダの旅行会社と提携して旅行予約サイトを立ち上げる予定。

クレジットカード会員を主なターゲットにし、ポイント付与などの特典を検討。

三井住友フィナンシャルグループのスマートフォン金融サービス「オリーブ」を活用して、利用者の拡大を図る。

 三井住友カードは11日、旅行事業に参入すると発表した。カナダのオンライン専業の旅行会社「ホッパー」と業務提携し、2025年春に旅行予約サイトを立ち上げる。クレジットカードの会員を主なターゲットとし、予約時にポイントを追加で付与するなど特典を検討する。

 三井住友カードを傘下に持つ三井住友フィナンシャルグループは、銀行口座やクレジットカード、証券などをまとめて管理できるスマートフォン金融サービス「オリーブ」を展開している。提供するサービスを金融以外にも広げて利用者の拡大を狙う試みで、顧客ごとにお勧めの旅行先やホテルの提案、旅行情報の配信を行うことなども想定している。