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イタリア空母「カヴール」中国近海で共同訓練を実施 日本への寄港も間もなくか?
アメリカ海軍太平洋艦隊とイタリア海軍が南シナ海で二国間共同訓練を実施
イタリア海軍のインド太平洋地域への関与が強まり、空母「カヴール」が日本へ初めて寄港予定
「カヴール」はF-35B「ライトニングII」とAV-8B「ハリアーII」を搭載
![イタリア空母「カヴール」中国近海で共同訓練を実施 日本への寄港も間もなくか?](/img/article/20240711/668f1c8d074d4.jpg)
アメリカ海軍太平洋艦隊は2024年7月9日、南シナ海においてイタリア海軍と二国間共同訓練を実施したと発表しました。
参加したのは、アメリカ海軍側が沿海域戦闘艦「モービル」、イタリア海軍側が空母「カヴール」とフリゲート「アルピーノ」で、「自由で開かれたインド太平洋」を実現すべく陣形を組んで航行したそうです。
イタリア海軍の空母が東アジアに展開するのはきわめて稀なことですが、近年はインド太平洋地域への関与を強めようとしており、昨年(2023年)6月には戦後初めてイタリア海軍の哨戒艦が神奈川県の海上自衛隊横須賀基地に寄港しています。
イタリア空母「カヴール」も日本へ初めて寄港する計画で、同艦はオーストラリアに立ち寄ったのち、2024年8月下旬に来日する予定です。
なお、公開された画像を見ると、「カヴール」の飛行甲板にはF-35B「ライトニングII」とAV-8B「ハリアーII」、2種類の戦闘機を搭載しているのが確認できました。