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クラストップの燃費[ノア]!! 気持ちよさで選ぶなら[ステップワゴン]! ミニバンHVの違いイッキ見
ノア/ヴォクシー、ステップワゴン、セレナの3つのハイブリッドミニバンを比較した結果、それぞれの特徴や性能が明らかになった。
ステップワゴンとセレナは動力性能が優れ、上質な走りを実現している一方、ノア/ヴォクシーは燃費に優れると評価されている。
キャビンの広さや快適性、運転支援機能など、それぞれの車種には異なる魅力があり、選択のポイントは様々である。
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日本の3メーカー、トヨタ、日産、ホンダが誇る3つのハイブリッドシステム。これをカテゴリーごとに三つ巴で検証してみたい。ここでは、トヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンのHEVミニバンで比較する。
※本稿は2024年5月のものです
文:片岡英明/写真:トヨタ、ホンダ、日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年6月26日号
※価格帯はハイブリッド車のものです
ノア/ヴォクシー、そしてステップワゴンは2モーター式HVで、印象としては他の対決と同じようなパワーフィールだ。
ノア/ヴォクシーは1.8Lエンジンにモーターの組み合わせだが、ステップワゴンは2LエンジンのHVである。セレナはモデルチェンジを機に発電用の3気筒エンジンを1.2Lから1.4Lに排気量を拡大し、余裕を増した。
動力性能で優位に立つのはステップワゴンとセレナだ。3Lモデル並みの豊かなトルク感を武器に、気持ちよくスピードを乗せていく。この2車はモーター感覚がノア/ヴォクシーより強く、上質感も上。
燃費だけはトヨタのTHSにかなわないが、ステップワゴンも現行型で燃費はよくなった。ゴーストップの多い郊外の走りではセレナも燃費を伸ばす。
キャビンは3車とも広く、3列目に座っても窮屈と感じさせない。セレナのマルチセンターシートは便利だ。ルキシオンはハンズオフ可能な運転支援のプロパイロット2.0も装備する。
どれを選んでも満足度は高いが、燃費のよさにこだわるならノア/ヴォクシーになる。が、高速道路の快適性や気持ちよさを重視するならステップワゴンがいい。EV感覚が好きならセレナがお薦めだ。
●トヨタ ノア/ヴォクシー
・走りの楽しさ:★★★★☆
・実燃費のよさ:★★★★★
・コストパフォーマンス:★★★★★
●ホンダ ステップワゴン
・走りの楽しさ:★★★★☆
・実燃費のよさ:★★★★☆
・コストパフォーマンス:★★★★☆
●日産 セレナ
・走りの楽しさ:★★★★☆
・実燃費のよさ:★★★★☆
・コストパフォーマンス:★★★★☆