米共和党、全国大会に先立ち政策綱領を委員会が承認-減税や国境管理

AI要約

米共和党全国委員会が2024年政策綱領を承認し、トランプ前大統領の2期目に向けた政策課題を明確化した。

綱領には移民対策や減税、国内エネルギー生産の促進などが盛り込まれている。

トランプ氏自身が草案策定に幅広く関与し、党を自らの指針に導いていることが示されている。

米共和党、全国大会に先立ち政策綱領を委員会が承認-減税や国境管理

(ブルームバーグ): 米共和党全国委員会(RNC)の綱領委員会は8日、大統領候補を指名する来週の全国大会に先立ち、候補指名獲得を確実にしているトランプ前大統領の2期目に向けた優先政策課題の詳細をまとめた2024年政策綱領を承認した。同綱領には移民の流入による国境危機への対応や減税、国内エネルギー生産の促進が盛り込まれている。

事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにしたところでは、トランプ氏がたたき台となる草案を幅広く策定・編集した。これはトランプ氏が党を自身の目指す方向に導いていることをあらためて示している。

原題:RNC Platform Approved by Panel Highlights Tax Cuts, Border (1)(抜粋)

--取材協力:Stephanie Lai.

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