東京円、160円台後半 「値動きは限定的」

AI要約

週明け8日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=160円台後半で取引された。

米失業率の悪化により円買いドル売りの動きが広がり、金利差意識から円売りも出た。

取引材料が乏しく値動きは限定的だった。

 週明け8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=160円台後半で取引された。

 午後5時現在は前週末比14銭円安ドル高の1ドル=160円90~91銭。ユーロは29銭円安ユーロ高の1ユーロ=174円37~41銭。

 午前は5日に発表された米失業率の悪化で、米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ9月に利下げを決めるとの思惑から円買いドル売りの動きが広がった。午後に入ると、日米で大きく広がった金利差を改めて意識した円売りも出た。

 市場では「取引材料が乏しく、値動きは限定的」(外為ブローカー)との声があった。