海なし県でまさかの再会 アジフライの聖地「長崎県松浦市」の味を堪能

AI要約

愛車のXR250で長野県木曽のオフロードコースを楽しんだ筆者。夜はキャンプも楽しんだ。

イベント後に木曽町の温泉でリフレッシュ。効能豊富な赤褐色の温泉に感激。

木曽町の日帰り温泉で意外な名物料理「長崎アジフライ定食」を発見し、友好都市のつながりを感じる。

海なし県でまさかの再会 アジフライの聖地「長崎県松浦市」の味を堪能

 美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやって来たのは長野県の木曽です。ライディングアパレルブランド「KUSHITANI」が運営するオフロードコース、「ONTAKE XPLORER PARK(オンタケエクスプローラーパーク)」にやってきました。ここで開催された「エクスプローラーキャンプミーティング」を雑誌の取材で来たのですが、ついでに愛車のホンダ「XR250」を持ち込んでコースを走ってきました。

 御嶽山の山頂近くにあるので標高は2000mほど。インジェクションではなくキャブレターの愛車にはちょっと辛い環境でしたが、楽しく走って夜はキャンプと、取材で来たのに遊びまくった筆者でした。

 イベントが終わって、編集長Yさんと筆者のバイクを車に積んで次に訪れたのは、木曽町にある日帰り温泉「信州きそふくしま温泉 せせらぎの四季(とき)」です。オフロードコースでドロドロになった上に焚き火の匂いが染みついてしまったので温泉が嬉しいです。赤褐色の湯は炭酸水素塩冷鉱泉とむちゃくちゃ効能がありそうな温泉です。

 昨晩は遅くまで飲んで朝4時起きで日の出と雲海を見に行ったりしたのですが、その疲れも吹き飛ぶ温泉でした。すっかりリフレッシュして、東京へ帰る前に館内の食事処「レストランししこま」でランチを食べることにしました。

 入口に貼ってあるメニューを見ると、何やら気になる定食を発見してしまいました。まさか海が無い長野県の木曽町で巡り合うとは思いもしなかった、アジフライがあるではないですか! しかも「長崎アジフライ定食」です!

 木曽町は「アジフライの聖地」として有名になった長崎県松浦市と友好都市を結んでおり、そのつながりで松浦のアジフライを提供しているそうです。まるで久しぶりの友人に出会えた気分で食券を購入します。

 アジフライだけでなく、ほかにも「長崎ぶり漬け丼」や「長崎ぶり漬け丼+アジフライ付き」というメニューもありました。また愛知県知多半島の有名店「まるは食堂」のエビフライなど、信州の山の中なのに海鮮が充実しているユニークなレストランです。