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ANA整備士らに同社初「アッツ~い夏を乗り切る最強のベスト」導入 5時間もハイパワー稼働
ANA(全日空)グループが国内の約50空港のグランドハンドリングスタッフおよび整備士向けにオリジナルのファン付きベストを導入することを発表しました。
ファン付きベストは夏の酷暑に対応するために開発され、実際の現場でのトライアルを経て高い評価を受け、導入が決定されました。
このベストは安全性や作業性を保持しつつ冷却効果があり、ANAのコーポレートカラーであるトリトンブルーとモヒカンブルーを取り入れたデザインとなっています。
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ANA(全日空)グループが就航する国内約50空港のグランドハンドリングスタッフ(航空機の地上支援を行うスタッフ)および整備士に、2024年6月24日より、オリジナル「ファン付きベスト」を導入しました。同社にとってこの取り組みは初めてとのことです。
ファン付きベストの導入は、近年の夏の酷暑化に対応するために検討され、2023年度から実際の現場で働くスタッフに着用トライアルが行われました。トライアルの結果、実際にランプエリアや貨物室で作業するスタッフの作業性を保持しつつ、冷却効果があることが認められたほか、既存の安全ベストと同様に、視認性が高く安全を確保できる上、一度の充電で「ハイパワーモード」でも5時間使用できることがスタッフからも高く評価され、導入を決定したとのことです。
このベストは既存の安全ベストを改良したデザインで、ANAのコーポレートカラーであるトリトンブルーとモヒカンブルーを配色。身分証収納部は透明なウレタンシートとなっており、ベストを着用したままでも身分証を確認することができるなどの特徴を持つといいます。
同社は「空港のグランドハンドリングスタッフや整備士をはじめとする社員が、魅力的で働きやすい環境で活躍できる職場作りを目指しています」としています。