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ECBの政策決定、「漸進的」に進める必要-ポルトガル中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)のセンテノ・ポルトガル中銀総裁は、政策決定が漸進的であるべきだと発言した。
ポルトガル紙ジョルナル・デ・ネゴシオスへのインタビューで、センテノ氏は経済主体の混乱を避け、信頼を損ねないようにする必要があると述べた。
利下げは可能であり、金融政策サイクルの新しい段階が始まったと説明した。
(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)の政策決定は漸進的であるべきだと、政策委員会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁が語った。
センテノ氏はポルトガル紙ジョルナル・デ・ネゴシオスのインタビューで、「経済主体を混乱させ、結果的に信頼を損ね、われわれの決定の受け止めにダメージを及ぼすような前のめりや後戻りといった展開にならない軌道を描く必要がある」と述べた。
7月会合での利下げは可能かと問われ、同氏は「全ての会合で利下げは可能だ」と答えた。さらに「われわれは金融政策サイクルの新しい段階に入り、初回利下げがこのプロセスの開始を決定づけた。これは中期的なプロセスになる」とも述べた。
原題:ECB’s Centeno Says Policy Decisions Should Be ‘Gradual’
(抜粋)
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