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ユーロ圏ディスインフレ「進展」、不確実性は高い =ECB総裁
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏でディスインフレが進んでいるが、経済成長の見通しには疑問符が残ると述べた。
緩やかな回復が途上にあり、持続すると期待しているものの、不確実性が高く、今後の状況には大きな疑問符が残ると発言。
モノ(財)のインフレ率が目標の2%を下回っているため、ECBはサービスインフレ率は2%まで低下する必要はないと述べ、最終的には均衡が取れると示唆。
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[シントラ(ポルトガル) 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は2日、ユーロ圏でディスインフレが「かなり進んでいる」との見方を示すと同時に、経済成長の見通しにはまだ「疑問符」が残っていると述べた。
ラガルド総裁はポルトガルのシントラ近郊で開催されているECBの年次フォーラムで「ユーロ圏でディスインフレがかなり進んでいる」とし、「第1・四半期に始まった緩やかな回復の途上にあり、これが持続すると期待しているが、不確実性は高く、この先の状況を巡っては大きな疑問符が残っている」と述べた。
また、ユーロ圏のサービス価格について、モノ(財)のインフレ率がECBが目標とする2%を下回っているため、ECBはサービスインフレ率が2%まで低下する必要はないと見なしていると言及。「最終的には均衡が取れる」と語った。