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「ロアリング・キティ」を提訴、ゲームストップの「株価操作」疑惑
投資家キース・ギル氏が米ゲームストップの「株価操作」スキームを首謀したとして提訴された。
ギル氏は2021年のミーム株ブームの仕掛け人とされ、ゲームストップを宣伝したことで有名になった。
ゲームストップ株主がギル氏を自己利益のために株価を操作しようとしたと主張している。
![「ロアリング・キティ」を提訴、ゲームストップの「株価操作」疑惑](/img/article/20240702/6682e5fb1437b.jpg)
(ブルームバーグ): インターネット上で「ロアリング・キティ」の異名を持つ投資家キース・ギル氏が、米ゲームストップの「株価操作」スキームを首謀したとして提訴された。
ギル氏は今年5月に復帰し、ソーシャルメディアのX(旧ツイッター)にゲームストップに関する投稿を開始した。2021年のミーム株ブームの仕掛け人とされる同氏は、ゲームストップを宣伝したことで一躍有名になった。
6月28日にニューヨーク・ブルックリンの連邦裁判所に提起された集団訴訟で、ゲームストップの株主マーティン・ラデフ氏はギル氏について、自分の利益のために株価を操作しようとしていたと主張している。
ギル氏に電子メールでコメントを求めたが、返答はまだ得られていない。
5月13日以降のギル氏の投稿を受けて、ゲームストップ株は180%上昇。同氏は6月2日、ゲームストップ株500万株と6月21日が期限のコールオプション(買う権利)12万枚を保有していると明らかにした。6月13日までに、ポートフォリオに保有するゲームストップ株は900万株余りに増え、コールオプションは含まれていなかった。
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原題:‘Roaring Kitty’ Sued Over Alleged GameStop ‘Pump and Dump’(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.