LME銅が1万ドル台に上昇、供給逼迫観測で-需要失速兆候でも

AI要約

ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間10日午後の取引で上昇し、1トン=1万ドル台を回復した。中国で需要破壊の兆候があるものの、世界的な供給逼迫や電気自動車(EV)や電力網での消費拡大が予測されている。

銅相場は供給不足懸念から年初来で約17%上昇しており、老朽化した鉱山が需要に追いつくのが困難になると予想されている。

LMEの銅相場は上海時間10日午後1時44分時点で1.3%高の1万28ドルで、大半の非鉄金属が値上がりしている。