43歳世帯年収「600万」なのですが2人の子どもにお金がかかって余裕がありません。同世代の独身の方々は自由に欲しい物を買えているのでしょうか?

AI要約

同じ年代の人が、金銭的にどのくらい余裕のある生活を送っているのか、気になる人は多いでしょう。

結婚していて子どもがいる人と独身の人では、自由に使えるお金が大きく異なるイメージがあるかもしれません。

1ヶ月の収入から生活費を差し引いたお金をすべて自由に使えるわけではないと思いますが、残るお金が多いほど余裕のある生活を送れるでしょう。

本記事では、2人以上世帯と単身世帯の平均収入と支出を基に、月々残るお金を計算します。結婚前後や子どもが生まれる前後における収入の変化についてもご紹介します。

43歳世帯年収「600万」なのですが2人の子どもにお金がかかって余裕がありません。同世代の独身の方々は自由に欲しい物を買えているのでしょうか?

同じ年代の人が、金銭的にどのくらい余裕のある生活を送っているのか、気になる人は多いでしょう。特に、結婚していて子どもがいる人と独身の人では、自由に使えるお金が大きく異なるイメージがあるかもしれません。

1ヶ月の収入から生活費を差し引いたお金をすべて自由に使えるわけではないと思いますが、残るお金が多いほど余裕のある生活を送れるでしょう。

本記事では、2人以上世帯と単身世帯の平均収入と支出を基に、月々残るお金を計算します。また、結婚前後や子どもが生まれる前後における収入の変化についてもご紹介します。

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)(2023年)」によると、世帯主が60歳未満の勤労者で世帯人数が2人の場合は、1ヶ月の実収入が59万8088円、実支出が41万95円ということです。また4人世帯の場合だと、1ヶ月の実収入が67万830円、実支出が45万5306円となっています。

収入から支出を差し引くと、2人世帯の場合は18万7993円、4人世帯の場合は21万5524円となります。ただし、年齢別のデータではないのであくまで目安の平均値と考えた方がよいでしょう。

1ヶ月の収入にはボーナス分も含まれているため、残るお金が大きく感じるかもしれません。また、収入から支出を差し引いた金額が「自由に使えるお金」になるかどうかは、家庭によって異なるでしょう。特に、子どもがいる家庭では教育費などもかかるため、貯蓄に回す金額も大きくなる可能性があります。

同調査によると、2023年における単身勤労者世帯の1ヶ月の実収入は35万7913円、実支出は24万5643円ということです。収入から支出を差し引くと11万2270円が残る計算になります。

こちらも同じく年齢別のデータではないこと、1ヶ月の収入にボーナス分も含まれていることを考えて、目安として参考にするとよいでしょう。

収入から支出を差し引いた金額は、2人世帯と単身世帯では7万5000円以上、4人世帯と単身世帯では10万円以上の差があることが分かります。

また、独身であっても残ったお金で自由に欲しいものを買えるとは限らないでしょう。老後のことを考えて貯蓄を増やしておかなければならないのは、既婚者も独身者も同様であると考えられます。