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廃アルミの水素発電 千葉のリゾートホテルで初実用化
アルハイテックがアルミのごみから水素を作り発電するシステムを開発し、リゾート施設で初めて活用される。
ホテル三日月では水素による電力を活用し、陸上養殖やサステナブルリゾート化計画を推進。
地域のアルミ資源を再利用し、先進技術を取り入れた活動が注目されている。
![廃アルミの水素発電 千葉のリゾートホテルで初実用化](/img/article/20240629/667f8c2cf2296.jpg)
ごみになったアルミニウムから水素を取り出して発電し、リゾート施設で活用する初めての取り組みが始まります。
富山県のベンチャー企業アルハイテックは、アルミのごみから水素を作り発電するシステムを開発し、国内外で注目されています。このシステムは、26日に千葉県のホテル三日月で初めて実用化されることが決まりました。
「(アルミを)燃やすのではなく、資源として蘇らせてエネルギー化できるところが、地域のアルミを使ってということを目標にされたので我々の思いと一致した」(アルハイテック・水木伸明社長)
4月から始まった陸上養殖では、水素による電力も活用し、10万匹以上のエビを育てる計画です。リゾートホテルでの陸上養殖は国内で初めての試みです。
ホテル三日月は「サステナブルリゾート化計画」を掲げ、温泉のメタンガスや食べ残した食品によるバイオマス発電などの取り組みも進めています。
「水素への生成過程をごらんいただいたり、その過程を先進技術として街として取り組んでいる、企業として取り組んでいる活動自体も注目の場所になる」(ホテル三日月・小高芳宗社長)
(ANNニュース)
※小高社長の高は正式には「はしごだか」