成田空港、国際線旅客250万人超続く=5月実績

AI要約

成田国際空港会社(NAA)の2024年5月の旅客数は、前年比27%増の325万人で、国際線と国内線を合わせて6カ月連続で300万人を超えた。

国際線旅客は前年比33%増で258万人を記録し、外国人旅客は前年超えを続ける一方、日本人旅客の回復は半数程度にとどまっている。

国内線旅客も前年同月を10%上回り、5月として過去最高の66万人を記録した。総発着回数も20%増の2万502回で、3年2カ月連続で前年を上回っている。

成田空港、国際線旅客250万人超続く=5月実績

 成田国際空港会社(NAA)の2024年5月運用状況速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年同月比27%増の325万194人で、6カ月連続で300万人を上回った。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)前の2019年同月と比較すると10%減で、3年2カ月連続で前年を上回り、9割前後の回復が続いている。総発着回数は20%増(19年同月比8%減)の2万502回で、3年2カ月連続での前年超えとなった。

 旅客数は国際線が33%増(19年同月比13%減)の258万7811人で、国際線旅客は3カ月連続で250万人を突破した。このうち日本人は35%増(50%減)の57万971人、外国人が43%増(18%増)の179万7502人、通過客が19%減(31%減)の21万9338人となった。また、国内線の旅客数は10%増(3%増)の66万2383人だった。

 国際線旅客は3年3カ月連続で前年を上回った。外国人旅客は5月の最高記録を更新し、しコロナ前超えが続く一方、日本人旅客は半数近くの戻りにとどまっており、依然として回復に差がみられる。国内線旅客は2カ月連続で前年同月を上回り、5月として過去最高となった。