日経平均は4営業日ぶりに反落…325.53円安の「39,341.54円」で取引終了。〈利益確定〉に使われた銘柄たち【6月27日の国内株式市場概況】

AI要約
2024年6月27日の日経平均株価は反動により下落し、半導体関連銘柄で利益確定の動きが広がった。東証プライム市場では売買高は上昇したものの、売買代金は減少した。業種別では保険業や鉄鋼が上昇し、鉱業やゴム製品が下落した。個別銘柄ではジャパンディスプレイが値上がり上位に、東洋証券が値下がり上位にランクインした。日経平均構成銘柄の騰落数は値上がりが87銘柄、値下がりが136銘柄、変わらずが2銘柄となった。年初来高値を更新した銘柄は137銘柄、年初来安値を更新した銘柄は5銘柄。
日経平均は4営業日ぶりに反落…325.53円安の「39,341.54円」で取引終了。〈利益確定〉に使われた銘柄たち【6月27日の国内株式市場概況】

2024年6月27日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

6月27日の日経平均株価は、昨日までの3日間で1,000円超値上がりしていた反動により、朝方から売り優勢の展開に。東京エレクトロン〈8035〉やダイキン工業〈6367〉、SCREENホールディングス〈7735〉といった半導体関連銘柄を中心に利益確定の動きが広がり、指数は前日比325.53円安の39,341.54円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが87銘柄、値下がりが136銘柄、変わらずが2銘柄。

日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ダイキン工業〈6367〉、第一三共〈4568〉、SCREENホールディングス〈7735〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ソニー〈6758〉、TDK〈6762〉、日立製作所〈6501〉、アドバンテスト〈6857〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億2,700万株となり前日と比べ上昇した一方、売買代金は3兆9,859.82億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、保険業、鉄鋼、パルプ・紙、銀行業、建設業などが上昇した一方、鉱業、ゴム製品、証券業、食料品、卸売業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がジャパンディスプレイ〈6740〉で+5円(+33.33%)の20円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で+193円(+10.51%)の2,030円、3位がカーリットホールディングス〈4275〉で+123円(+9.48%)の1,420円となりました。

一方、値下がり下位は、1位が東洋証券〈8614〉で-29円(-7.46%)の360円、2位がチェンジホールディングス〈3962〉で-81円(-6.20%)の1,226円、3位がチャーム・ケア・コーポレーション〈6062〉で-99円(-5.95%)の1,565円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは137銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。