5月の九州への外国人入国者35万9822人で前年同月の1・6倍…円安影響で旅行に割安感

AI要約

5月の九州への外国人入国者数は過去最多の35万9822人となり、円安の影響で訪日旅行が割安になっていることが要因とされている。

九州への入国者数は8か月連続で30万人を上回り、国際クルーズ船の寄港も増加している可能性が示唆されている。

福岡空港が入国者数の約8割を占め、他の主な空港も前年同月比で大幅に増加していることが報告されている。

 九州運輸局が24日発表した5月の九州への外国人入国者数(速報値、クルーズ船除く)は、前年同月の1・6倍の35万9822人だった。円安の影響で訪日旅行に割安感が出ており、5月としては過去最多となった。

 8か月連続で30万人を上回る好調が続いた。九州への国際クルーズ船の寄港も回復しており、同運輸局は「クルーズ船を含めても、5月の入国者数は過去最多になった可能性がある」としている。

 空港別の入国者数は、福岡空港が前年同月の1・4倍の29万3829人と、全体の約8割を占めた。ほかの主な空港では熊本空港が3・5倍の1万3805人、鹿児島空港が5738人(前年同月はゼロ)だった。