横須賀のクルーズ船「シーフレンド1」引退 猿島航路や軍港巡りに活躍30年、最後のツアーは「第二海堡」

AI要約

トライアングルのクルーズ船「シーフレンド1」が引退を記念して最後のツアーを開催。

約50人の参加者が乗船し、歴史遺産「第二海堡」へ上陸。

シーフレンド1は横須賀で活躍し、新船の導入により引退が決定。

横須賀のクルーズ船「シーフレンド1」引退 猿島航路や軍港巡りに活躍30年、最後のツアーは「第二海堡」

 猿島航路や軍港巡りなどで長年活躍したトライアングル(神奈川県横須賀市)のクルーズ船「シーフレンド1」が22日、引退を記念して最後のツアーを開催した。

 約50人の参加者が乗船し、東京湾に浮かぶ歴史遺産「第二海堡(かいほう)」へ上陸。思い出に浸る家族やファンらは、ラストランを通じて別れを惜しんだ。

 シーフレンド1は1990年に造船され、宮城県石巻市で遊覧船として活躍した後、98年に横須賀で就航。今では横須賀観光の目玉となっている軍港巡りをけん引してきた。毎年再塗装を行い、丁寧な整備や改修工事を重ねてきたが、今年4月に同社が新たに導入した「NEW KUROFUNE」の就航に伴い引退が決まっていた。