IBM、楽天に対する特許侵害訴訟で和解成立

AI要約

米IBMと楽天の電子商取引技術関連の特許侵害訴訟が和解し、裁判記録によれば合意が成立した。

訴訟は2021年に提起され、IBMは楽天がキャッシュバック技術特許を侵害したと主張。交渉が不調に終わり訴訟に発展したが、楽天は侵害を否定していた。

詳細なコメントはないが、担当裁判官は和解を喜んでおり、両社の広報担当者はコメントを差し控えている。

IBM、楽天に対する特許侵害訴訟で和解成立

Blake Brittain

[17日 ロイター] - 米IBMが電子商取引技術関連の特許侵害を理由に楽天を相手取って起こした訴訟で、このほど和解が成立した。米デラウェア州の連邦地裁による裁判記録で17日明らかになった。

裁判記録要約文の冒頭で担当裁判官は「当事者間でこの事案の和解に合意が成立したと聞いて喜ばしく思っている」と述べた。

IBMと楽天の広報担当者は、こうした情報以外のコメント要請には回答していない。

訴訟が提起されたのは2021年。IBMは、楽天のネット通販サイトやモバイルアプリでキャッシュバックを提供するための技術に関する特許を侵害されたと主張し、半年にわたる交渉が不調に終わったため訴えたと主張。楽天側が侵害を否定して争っていた。