楽天、球団史上初の交流戦優勝 星野仙一監督に続くタイトル、今江監督は就任1年目での達成

AI要約

楽天が20周年のメモリアルイヤーに初めてのセ・パ交流戦優勝を達成。交流戦優勝に向けて広島戦に勝利し、歴史的瞬間を迎える。

鈴木大の2ラン本塁打などで試合をリードし、投手陣も堅実なピッチングで広島を抑え続ける。守護神の則本が最後のイニングを無失点で締めくくる。

ソフトバンクの敗戦により楽天の交流戦優勝が決まる。楽天がタイトルを獲得する偉業を成し遂げた。

楽天、球団史上初の交流戦優勝 星野仙一監督に続くタイトル、今江監督は就任1年目での達成

◇16日 楽天5―3広島(楽天モバイルパーク宮城)

 楽天が球団創設20周年のメモリアルイヤーに花を添える初めてのセ・パ交流戦優勝を決めた。球団の歴史の中では星野仙一監督が率いた2013年のパ・リーグ優勝と日本一に続くタイトルで、今江敏晃監督は就任1年目での達成となった。

 交流戦優勝に向けてはまず広島戦に勝つことが必要だったチームは序盤の2回に一挙3点を先制。続く3回には「目の前の試合を勝つことだけです」という4番・鈴木大がセ・パ12球団全球団からの本塁打を達成する1号2ランを右翼席に放って、2点を追加した。

 投手陣は先発の松井が4四球を与えながら2本の併殺打を打たせて3イニングを1安打無失点。4回からは継投に入り、弓削、津留崎、鈴木翔、宋家豪、酒居が無失点でつなぐと、9回は守護神の則本が登場。最後の1イニング無失点で、試合を締めくくった。

 一方、15日に楽天に並んだソフトバンクは仙台の試合から1時間遅い午後2時から阪神と対戦したが、1回に前川の2号満塁本塁打で一挙4点を先制された。その後も逆転することができず、敗戦。この結果、楽天の交流戦優勝が決まった。