新型ホンダN-VAN e:が、ついに発売開始! 日本の軽商用車を大きく変えるかもしれない1台の価格はいかに

AI要約

ホンダが新型軽商用EV「N-VAN e:」を発表。

EVならではの価値を加え、実用航続距離や荷室空間を両立。

先進の安全機能や幅広いユースに応える4タイプを設定。

新型ホンダN-VAN e:が、ついに発売開始! 日本の軽商用車を大きく変えるかもしれない1台の価格はいかに

日本の電気自動車を変える!?

6月13日、ホンダは、新型軽商用EV(電気自動車)「N-VAN e:(エヌバン イー)」の詳細を発表した。

新型N-VAN e:は、すでに発売されているガソリンモデルが有する大容量の荷室空間、助手席側のセンターピラーをなくした大開口部などの特徴はそのままに、給電機能や静粛性など、EVならではの価値が加わった。

大容量バッテリーの採用、電動アクスルの小型化、高電圧部品の集中配置による部品専有スペースの最小化などにより、商用ユースに求められる実用航続距離と大容量の荷室空間の両立を目指した結果、満充電時の走行可能距離は245kmを実現。充電時間は普通充電(6.0kW出力)で約4.5時間、急速充電(50kW)で約30分と、利便性も追求した。さらに、バッテリー冷却・加温システムにより、高温や低温によるバッテリーの性能低下を抑制。特に冬季における充電時間の短縮と航続距離の向上に寄与する。

先進の安全運転支援機能は、全タイプに標準装備。また軽商用バンとして初めてサイドカーテンエアバッグを運転席と助手席に装備した。さらに軽自動車として初めて、衝突事故での2次被害を軽減する技術である衝突後ブレーキシステムを採用した。

商用から個人ユースまで、幅広いニーズに応える4タイプを設定したのも特徴だ。「e: L4:」は、商用から個人ユースまで幅広く活用できる、4席のシートを配置したスタンダードタイプ。多彩な情報を表示可能な7インチの液晶メーターを採用したほか、エクステリアにはツートンカラーも設定する。「e: FUN:」は、e: L4をベースに、レジャーシーンにもなじむスタイリングを採用。インテリアは明るくナチュラルなベージュカラーとし、エクステリアにはe: L4同様ツートンカラーも設定した。さらに、LEDヘッドライトを採用したほか、急速充電も標準装備だ。

「e: G:」は、商用ユースに特化し、機能性を追求したタイプ。ドライバー1名での利用を想定し、シートは運転席の1席のみ。より長尺の物を積めるよう助手席側ダッシュボードの形状を工夫し、N-VANガソリンモデルと比較し95mm室内長を伸ばしたほか、助手席を無くしたことで4人乗りのe: L4やe: FUNに対し120mmフロア高を下げた。そして「e: L2:」は、運転席と運転席側後席の2席の前後タンデム仕様だ。この2タイプは、は本田技研工業法人営業部 および新車オンラインストア「Honda ON」での販売限定で、リース契約のみでの取り扱いとなる。

新型N-VAN e:の価格は、¥ 2,439,800~¥ 2,919,400。