大阪・関西万博にスシロー出店 メニューは持続可能性にこだわり
2025年大阪・関西万博の会場に、回転ずし大手「スシロー」が出店決定。会場中心部に位置し、森に溶け込むデザインの店舗を営業する。
運営会社は食の未来をテーマに海洋水産資源の持続可能性にこだわったメニューを提供する予定。184日間の会期中営業する。
店舗外壁には電子看板を設置し、周囲の緑を眺めながら食事を楽しめる空間を演出。先に出店したドバイ万博でも大人気だった。
2025年大阪・関西万博の会場に、回転ずし大手「スシロー」の出店が決まった。会場中心部に広がる「静けさの森」の近くに店舗を構え、建物は森に溶け込むデザインにする。すしの提供方法や価格などは未定。万博の184日間の会期を通して営業する。
運営会社のフード&ライフカンパニーズが11日発表した。大阪府吹田市で開いた記者懇談会で水留(みずとめ)浩一社長は「食の未来、おすしの未来をメニューの中にも表現できるようにしたい」と述べた。海洋水産資源の持続可能性にこだわったメニューを提供する考えも示した。
「スシロー未来型万博店」(仮称)の外壁には電子看板も設け、滝の流れる様子をデジタルで表現する。周囲の緑も店内から眺めることができ、まるで森の中にいるかのような空間で食事を楽しめる。
スシローは21~22年に開催されたドバイ万博にも出店。3時間待ちの列ができるほどの人気だったという。【橋本陵汰】