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夏季のインフレ予測、慎重さ必要=ポルトガル中銀総裁
ポルトガル中銀総裁は、インフレ率が低下せず慎重な行動が必要と述べた。
ECBは政策金利を引き下げたが、インフレ率予想は引き上げられ、金融引き締め策は縮小局面には入らないとした。
センテノ氏は金利の道筋を約束しないとし、中期的なインフレ抑制に自信を持っていると述べた。
![夏季のインフレ予測、慎重さ必要=ポルトガル中銀総裁](/img/article/20240608/666325f135a1b.jpg)
[リスボン 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は7日、6─8月にかけてインフレ率が低下することは予想しておらず、慎重を期して行動すると述べた。一方、中期的なインフレ抑制には引き続き自信を持っているとした。
ECBは6日、2019年9月以来、4年9カ月ぶりとなる主要政策金利の0.25%ポイント引き下げを決定。ただ、インフレ率予想は引き上げられ、ラガルド総裁は金融引き締め策が縮小局面に入ったとは認めなかった。
センテノ氏はまた、金利の道筋を事前に約束することはしないと述べた。