JAL、767貨物機で成田-大連 6/18就航、海外6都市目

AI要約

日本航空は6月18日から成田-大連線の貨物定期便を開設する。週1往復運航で、海外6都市目の就航地となる。

運航日は火曜のみで、片道約2時間20分のフライト。貨物専用機の改修を行い、最大搭載重量は48トンになる。

独DHLエクスプレスと協業し、東アジアのeコマース需要に対応。これまでに成田-香港線や成田-天津線を開設し、今回の大連は6都市目の就航地となる。

JAL、767貨物機で成田-大連 6/18就航、海外6都市目

 日本航空(JAL/JL、9201)は6月7日、ボーイング767-300BCF貨物機による貨物定期便として成田-大連線を18日に開設すると発表した。海外6都市目の就航地で、週1往復運航する。

 運航日は火曜のみの週1日。運航スケジュールは、大連行きJL6779便が成田を午前9時20分に出発し、午前11時40分に着く。成田行きJL6780便は午後1時50分に大連を出発して、午後5時55分に到着する。

 JALは自社で運航していた中型旅客機767-300ERを、貨物専用機(フレイター)の767-300BCFへ改修。今年2月19日に貨物専用便を開設し、経営破綻した2010年10月以来13年4カ月ぶりに自社貨物便を復活させた。最大搭載重量は48トンで、このうち客室だった「メインデッキ」の上部貨物室が32トン、改修前からある床下の下部貨物室が16トンとなっている。

 独DHLエクスプレスと協業し、東アジアで旺盛なeコマース需要を取り込む。成田とDHLの拠点がある中部を日本側の発着地として、台北(桃園)、ソウル(仁川)、上海(浦東)の東アジア3都市へ運航を開始。4月6日に成田-香港線、同月20日には成田-天津線を開設した。今回就航する大連は海外の就航地として6都市目となる。