動けなくなった「ロシア新鋭戦車」弱点を狙われ “火だるま”に ウクライナが映像公開

AI要約

ウクライナ国防省が2024年6月1日に公開した映像は、擱座したロシア軍のT-90M戦車をドローンで破壊する様子を捉えている。

映像では、装甲が薄くて弱点となる砲塔上部を狙った「トップアタック」でT-90M戦車が破壊され、すでに放棄された車両とみられている。

ウクライナにおける戦いでは、ドローンによる擱座した車両の撃破が多発しており、新鋭戦車であるT-90Mですらドローンによって破壊される事例が増えている。

動けなくなった「ロシア新鋭戦車」弱点を狙われ “火だるま”に ウクライナが映像公開

 ウクライナ国防省は2024年6月1日、擱座したロシア軍のT-90M戦車をドローンで破壊する映像を公開しました。

 映像では、身動きが取れなくなったT-90M戦車に、自爆型ドローンが突入。激しい火災が発生しています。比較的装甲が薄く、弱点となる砲塔上部を狙った「トップアタック」で撃破されたこと確認できます。T-90M戦車は最初からハッチが空いた状態になっており、すでに放棄されていた車両とみられます。

 ウクライナにおける戦いでは、このT-90M戦車のように、擱座した車両がドローンに狙われて撃破されるケースが多発しています。

 T-90Mは、2021年からロシア軍に引き渡しが開始された新鋭戦車で、従来のT-90から砲塔形状を一新している点が特徴。現在、ロシア軍では最強クラスの戦車ですが、ドローンによる撃破が相次いでいる模様です。