タイ国際航空、中部深夜便10/29再開 週4往復、4年半ぶり

AI要約

タイ国際航空は中部線を増便し、深夜便を再開することを発表した。

増便後は週11往復の運航となり、バンコク発と中部発がそれぞれ週4回ずつ運航される。

中部発の深夜便は4年半ぶりの再開であり、訪日や乗り継ぎ需要に対応することが目的とされている。

タイ国際航空、中部深夜便10/29再開 週4往復、4年半ぶり

 タイ国際航空(THA/TG)は6月6日、バンコク(スワンナプーム)-中部線を現地時間10月28日に増便すると発表した。中部発の深夜便を4年半ぶりに再開し、訪日や乗り継ぎ需要に対応する。週4往復追加し、増便後の同路線は運航中の1日1往復(週7往復)と合わせ週11往復となる。

 運航日はバンコク発が月曜、水曜、木曜、土曜で、中部発が火曜、木曜、金曜、日曜。運航スケジュールは、中部行きTG646便がバンコクを午前11時30分に出発し、午後6時55分着。29日に再開するバンコク行きTG647便は、午前0時30分に中部を出発し、午前5時10分に到着する。機材はエアバスA330-300型機(2クラス294席:ビジネス31席、エコノミー263席)を投入する。

 中部発の深夜便は2020年3月の運休以来、4年半ぶりの再開となる。同社ではインドや豪州からなどバンコクでの乗り継ぎ需要を見込むほか、中部地区への訪日タイ人への帰国需要にも対応したい考え。

 中部空港を運営する中部国際空港会社(CJIAC)によると、コロナ前の2020年1月時点でのバンコク線はタイ国際航空を含め4社が合計で週33往復運航していた。このうちスワンナプーム発着はタイ国際航空が週14往復、日本航空(JAL/JL、9201)が週7往復、で、ドンムアン発着はタイ・エアアジアX(TAX/XJ)が週7往復、タイ・ライオン・エア(TLM/SL)が週5往復運航していた。

 現在はタイ国際航空のみで、スワンナプーム発着を週7往復運航。8月1日からはタイ・エアアジアXも再開し、スワンナプーム発着に切り替え週4往復運航する。