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米ユナイテッド航空が採用縮小、ボーイング納機遅延が影響
米ユナイテッド航空は、ボーイングの航空機納入の遅れにより、今年の従業員採用数が予想を下回る見通しを示した。
2024年の採用予定は1万3000─1万5000人を下回り、今年は新規採用が4000人を超えるものの、昨年の1万6000人には達しないと述べた。
ユナイテッド航空はボーイングの主要顧客であり、同社の安全問題の影響を受けている。ボーイングは今年の納機総数見通しを25%減の66機とした。
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Rajesh Kumar Singh
[シカゴ 4日 ロイター] - 米ユナイテッド航空は、ボーイングの航空機納入が遅れていることから、今年の従業員採用数が予想を下回るとの見通しを示した。
人事・労使関係責任者ケイト・ゲボ氏は、2024年の採用が約1万人で、予定していた1万3000─1万5000人を下回ると述べた。
また、今年はこれまでにパイロット800人超、客室乗務員600人超を含む4000人を新規採用したと説明。「当社の採用活動は、受注と事業の成長に直結している」と話した。
23年の新規採用は1万6000人だった。
ユナイテッド航空はボーイングの主要顧客で、同社の安全問題のあおりを受けている。ボーイングはこの問題を受け、今年の納機総数見通しを25%減の66機とした。