リニア工事、最大3年遅れ JR東海、住民に説明 長野県大鹿村

AI要約

JR東海が長野県大鹿村でリニア中央新幹線のトンネル工事に遅れが生じていることを説明

工期遅れの理由として、柔らかくてもろい蛇紋岩の掘削や今後の掘削エリアの地質の難しさが挙げられている

 JR東海は4日、長野県大鹿村で、リニア中央新幹線伊那山地トンネル(青木川工区)と南アルプストンネル(長野工区)の周辺住民を対象に説明会を開いた。

 当初想定に比べ掘削完了までに2年半~3年の遅れが生じ、舗装完了はそれぞれ2029年夏、30年夏となる見込みだと説明した。

 工期遅れの理由として、柔らかくてもろい「蛇紋岩」の掘削などに時間を要していること、今後の掘削エリアの地質はさらに難しい工事が想定されることなどを挙げた。