スズキ新型[スイフト]は前年の1.6倍の爆売れ!! それでも[ソリオ超え]ができないワケ

AI要約

スズキ スイフトが2023年12月にフルモデルチェンジし5代目へと生まれ変わった。

新型スイフトはコンパクトで使い勝手がよく、走りも悪くないと評判だ。

2024年1月の登録台数は1.6倍、2月・3月も1.3倍に増えたが、競合車種に比べまだまだ台数は少ない。

スズキ新型[スイフト]は前年の1.6倍の爆売れ!! それでも[ソリオ超え]ができないワケ

 コンパクトで使い勝手もよく、おまけに走りも悪くない……もはや欠点を探すのに苦労するレベルの「愛され系コンパクト」スズキ スイフト。2023年12月にフルモデルチェンジし5代目へと生まれ変わったが、新型スイフト、売れてるの!?

※本稿は2024年4月のものです

文:渡辺陽一郎/写真:SUZUKI、ベストカー編集部

初出:『ベストカー』2024年5月26日号

 ●新型スズキ スイフト登録台数……2月:2304台/3月:3247台

 最近はホンダや日産も軽自動車に力を入れて競争が激しい。そこでスズキは、対抗策として小型車に重点を置く。

 その代表がスイフトで、2023年12月に現行型を発売した。2024年1月の登録台数は前年の1.6倍、2月・3月も1.3倍に増えたが、1~3月において同じスズキのソリオの台数は抜けていない。

 スイフトのライバル車は多いが、ソリオは全高が1.7mを超えるスライドドアを装着したスーパーハイトワゴンだから、競争相手はルーミー/トール/ジャスティだけだ。しかもダイハツが不正問題で出荷を止めていたからソリオが一層増えた。